常に豊かさをアップデートすべく「あーでもある。こーでもある」と感知能力の向上に努めているわけですが、アートに対してどういった姿勢で臨むことが豊かさにつながるか考えてみました。
art = will being
心の余裕、発見。
まず、造形やラインに感動を発見する。または、コンセプトに感銘を受ける。
そして、展示空間をゆっくりと見渡して、作品と空間の距離感を認識する。
アートに触れる時、この空間が本当に大事。それぞれのギャラリーの見せ方があり、その主張とアーティストがマッチしているからこそ空間が成り立つ。
経済的余裕があれば所有することが様々な方面でwill beingですが、所有が全てではなくまずは現場へ行くことが最重要。しかし「行っている自分」を好きになるのではなく、憩いの場所として行くという意識を忘れずに。
SNS時代。ここの分別が何かと厄介ですね
ジュエリーの在り方とはなんなのだろうか?
ジュエリーに限らず、形が商品となるもの全般に関わる在り方。
それはデザイン/コンセプトではないだろうか。最低限この二つの内一つが入ってなければ、商品として成立しないのではないだろうか。
the kiss 01
無限に続くレイヤード。それは猟奇的であり心臓の奥にある何かをコンコンとノックする。
グスタフ・クリムトの「接吻」からインスピレーションを受けた新作。
サスティナブルなデザインは配置のバランスと職人の技。着け手の気遣いによって完成される。緊張感高めなリングです。
アームはK18YG
トップに散りばめられた板はK18YGとPGのコンビネーション。ダイヤ(ブラウン)の枠はPTとオールスター
ボリューム=高価
これは地金が高いので避けては通れないポイントですが、プレスした板を使うことによって価格もこなれています。
¥84,700税込
プレートは0.2~0.5mmとかなり薄いので、引っ掛かりによる変形など十分にあり得ます。または、欠けの可能性もありますが、朽ちていく経年変化を楽しんで頂くデザインとなっております。
繊細さと大胆さを兼ね備えたリングをぜひお楽しみください。
BGM ;Animals Have Feelings -Samiyam-