いつかは来ないからこっちから行く

「ガッテンやってやるぜ」と元保育園番長の血が騒いだのは8月のお盆。
あれは暑い日の事でした。
いつかはリアル店と、種まきをしとこうかなと、ネットに相談して一件の物件を見に行くことに。
広さも価格も申し分無かった。しかし、心が踊らない。想像力を働かしても、動線が見えて来ない。いわゆる”超古民家”だったのです。ここで最高のプロダクトを紹介しても、どうしても「あぁー古民家のイケている系のお店ね〜」という会話しか想像出来ない。
胸が躍らないまま車に乗り込み、兼ねてから「ここ開くかもよ〜」の物件が帰り道だったため「外観見ていきましょうか」くらいのノリで立ち寄ることに。
到着すると何やら中の整理をしていて、外からちらっと見える。「うーん狭いな」
ふと、周囲を見て回るとその奥行きに
「あれれ」
「全然広いんじゃないか?」
すぐさま、かもよ不動産に連絡。。至急来てくれることになりなんなく内見会スタート。
入り口を入って10秒後には
「ここにします」
全ての動線、デザイン、会話が走馬灯のように頭の中を駆け巡る。あたかも、以前経験したかのようなクリアーなイメージ。
まだオーナーと不動産契約も終わっていないので、本当に貸出になるかも分からない中全てが同時進行で進んで行きました。
・店舗デザイン
・賃貸契約
・融資
・仕入れのピックアップ
・各業者との打ち合わせ
・決まってもないのに「やります!」宣伝
一つでも躓けば計画は後倒しになり、精神的も熱量も消耗していくので、当初のイメージとは全く別のものが出来る可能性が大きくなっていく。
このリスクを回避するためには考えうるリスクをテーブルに並べて、解決策を準備するという緊張感がある1ヶ月を過ごし、ほぼ問題なく今日まで至ります。
これも一重に関係者全員の熱量でフライパンの上で上手く炒め上げられた結果だと。
感謝の念でいっぱいです。
店舗より一足お先にwebをオープンさせたのは、このブログを通して少しでも文字で伝えることが出来ると思ったからです。
オンライン最前線の昨今、リアル店とオンラインを上手くリンクさせていくことで、遠方の方ともコミニュケーションをとることが出来る。私たちの共犯者になっていただけると自負しております。
まだまだ形にしていく段階で、山あり雲ありオゾン層ありですが、間違いなくデザインの力を体感出来る場所になります。

安曇野市

広大な自然を満喫出来、今と昔が上手くぶつかり合って、唯一無二の田舎。
レンタルサイクルで回遊
神社
登山
蕎麦
温泉
全てが揃っていて、松本市からのアクセスも電車/車で30分

日帰りちょい旅のちょい寄りに是非Googleマップ上で計画してみてください。
オープン予定
12月初旬
柿落としはもちろん:CAFCAのポップアップ
1月からはドメスティックのレディース服、2月からドメスティックのメンズ服が立ち上がります。
雪のように真っ白な心で来ていただけましたら、幸いです。

今後とも宜しくお願い致します

BGM ; plafond 4 -Ulla Straus & Oceanic-

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